水のコラム

水道メーターボックスから水漏れ?考えられる原因と対処のしかた【水道職人:プロ】

2026年08月07日 (更新日:2026年08月07日)   水漏れトラブル


水道メーターは大抵の場合、庭先や玄関脇の地面に設置されたボックスの中に収められています。
普段ふたを開けることはめったにない場所ですが、そのボックスの中で水が漏れたり、水がたまったりすることも。
 
メーターまわりの水漏れは、宅内の蛇口や排水管からの水漏れとは少し事情が違います。
実はメーターの周辺には、水道局が管理する部分と利用者側で対処する部分との区別があり、原因や状況によって相談すべき窓口も変わってきます。
放置してしまうと水道代がかさむ心配もありますので、できるだけ早めに原因を見極めて対処したいところです。
 
今回の記事では、こうしたメーターボックスの水漏れについて、考えられる原因や気づいたときの対処のしかたなどについて整理しつつご紹介します。

まずは水漏れかどうかを見分ける


メーターボックスのふたを開けて水がたまっていると、すぐに水漏れを心配する方も多いかと思います。
ただ、たまった水がすべて水漏れによるものとは限りませんので、まずはそこを見分けることが肝心。
 
雨が降ったあとや庭に水をまいたあとなどは、その水がボックスの中に流れ込んで、一時的にたまってしまうことがあります
地面に埋まったボックスは、構造上どうしても外からの水が入りやすいもの。
できるだけ晴れた日に確認するようにし、水が自然に引いていくようであれば、水漏れではなく外部から侵入した水である可能性が高いでしょう。
 
一方で、雨も降っていないのになぜかボックス内に水がたまっていたり、拭き取っても水を抜いてもすぐにまた水が……といった場合は要注意。
メーターまわりのどこかで、水が漏れ続けている可能性があります。
水道メーターの検針結果や身に覚えのない水道代の上昇などが無いかも、併せて確認してみてください。

メーターボックスの水漏れで考えられる原因


水が漏れ続けていることが確認できたら、次はどの部分が原因かについても見ておきましょう。
メーターボックスまわりの水漏れは、大きく分けて三つの原因が考えられます。
どこで漏れているかによって、対処のしかたも相談先も変わってきますので、まずはボックスの中のどのあたりが濡れているか、水がどこから流れてきているかを、落ち着いて観察してみてください。

メーター本体や接続部の劣化

水道メーターと給水管をつなぐ接続部には、パッキンなどの部品が使われています。
長年の使用などによりこの部品が劣化すると、つなぎ目からじわじわと水がにじみ出てくることがあります。
ボックス内のメーターのすぐそばが濡れていたり、本体から水がにじみだしているようであれば、この部分が疑わしいところ。
漏水ポイントを目視できることも多いので、比較的わかりやすい部類です。

メーターより宅内側の給水管の漏れ

メーターから家へとつながる給水管が、地中で破損してしまっているケースもあります。
原因は、経年劣化や地震などによる地盤の動き、冬場の凍結などさまざま。
こうした要因で地中の管が割れたり裂けてしまうと、漏れた水が地面を伝って、低い位置にあるメーターボックスへ流れ込んできます。
 
見分け方としては、メーターのパイロットが役立ちます。
家じゅうの蛇口をすべて閉めた状態で、それでもパイロットが回り続けているようなら、メーターを通って宅内側へ水が流れているサイン
原因は宅内側の給水管である可能性が高いでしょう。

メーターより上流側(道路側)の漏れ

メーターより道路寄りの部分、つまり水道の本管側からメーターまでのあいだで水が漏れているケースもあります。
ただこの場合、メーターより手前で水が漏れているため、水道料金やパイロットの動きには影響しません。
パイロットは止まっているのにボックスには水がたまり続けるようであれば、道路側でのトラブルが疑われます
 
ちなみに、この部分は利用者ではなく水道局が管理する領域。
道路側での水漏れは料金にも影響せず、修理も水道局が担当することになりますので覚えておきましょう。

水漏れに気づいた時の相談先


メーターまわりの水漏れに気づいても、あわてて自分でボックスの中を操作するのは避けましょう
原因ごとに、とるべき対応が違ってきますのでまずは冷静になることが大切です。
 
まず漏れている場所がメーターより道路側だと思われるときは、すぐに地域の水道局へ連絡を。
この区間は水道局の管轄ですので、利用者が手を出す必要はありません。
どこに連絡すればいいかわからないときは、検針票やお住まいの自治体や水道局のホームページを見て、問い合わせ先を確認してみてください。
 
一方、メーターより宅内側での漏れが疑われる場合は、水道局指定工事店などの修理業者に相談するようにしてください。
地中での給水管の破損は、掘り起こしての作業になることも多く、個人での対処はまず難しいでしょう。
無理に掘ったり、接続部のナットを締めたりすると、かえって被害を広げてしまう心配もあります
メーターまわりは安易に触らず、専門の業者に任せるほうが安心です。
 
とはいえ水漏れの状況がひどく、すぐにでも応急対応が必要な場合は、メーターボックスの中にある止水栓(元栓)を閉めることで宅内への給水を止めることはできます。
ただしこれを閉じてしまうと宅内の水が全て使えなくなるため、家族に知らせたり事前の準備をしてから閉めるようにしてください。
 
(関連記事:水道メーターが回り続ける!?原因と対策で水漏れトラブルを解決

メーターまわりの水漏れで困ったら「えひめ水道職人」へ

水道メーターボックスの水漏れは、宅内の蛇口の水漏れと違って原因のありかによって相談先そのものが変わります。
道路側なら水道局、宅内側なら修理業者へ。
まずは、どこから漏れているのかを落ち着いて確認してみてください。
 
また、基本的に水道メーターや給水管まわりのトラブルは、掘り起こしての修理などが必要になるため個人の手には負えないケースが多いです。
無理にご自身で触って状況を悪くしてしまうよりも、早めにプロに任せていただくのが安心です。
 
私たち「えひめ水道職人」は、水道局指定工事店として地中の給水管の水漏れにも対応しています。
メーターボックス内に水がたまっていたり、なぜかいつも湿っているのが気になるようであれば、ぜひ一度ご相談ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

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