水のコラム

トイレの水位を直したい!トイレの水位が変化する原因と対処方法を解説

2023年04月21日  トイレ

毎日の生活でなくてはならないトイレ。毎日使う場所だからこそ「なんだかいつもと違う」という違和感に気づきやすい場所です。

そんなトイレのトラブルのひとつに水位の変化があります。水位の変化とは、トイレに溜まっている水が高かったり低かったりするトラブルです。

トイレの水位は基本的に一定を保たれていますが、何らかの原因によって変化してしまうことがあります。

今回は、「トイレ水位を直したい」という方に、トイレの水位が変化する原因と対処方法を解説します。

トイレの水位が変化する原因

トイレの水位が変化するのは、必ず原因があります。生活に支障がないからといって、水位の変化を見てみぬふりをするのは危険です。

下記で、トイレの水位が変化する原因を確認してみましょう。

水位調整バルブの不具合
水位調整バルブは、トイレのレバーと繋がっており水を流すときに上下する仕組みになっています。

水位調整バルブに不具合が起こると、水が止まらなかったり水が流れなかったりします。トイレへ流れ込む水の量が流れなかったり流れすぎてしまったりすることで、トイレの水位が変化してしまうのです。

水漏れ
トイレの水位の変化で多い原因は、水漏れです。便器や排水管、タンクなどの破損で水漏れが起こります。水漏れが起こるとトイレに水がたまらず水位が低くなります。

水漏れが起こっている場合、トイレだけではなく他の部屋や水道代が高くなるなどの影響が出る恐れがあるので早急に対処しましょう。

水の蒸発
長期間トイレを使用しないケースで多いのが、水の蒸発による水位の変化です。月単位で家を留守にした場合に起こりやすく、特に夏場などはトイレの水が蒸発し切ってしまうこともあります。

トイレの水が蒸発すると、異臭の発生や下水が上がってくるトラブルにも繋がるので注意しましょう。

配管の破損やつまり
配管の破損やつまりもトイレの水位が変化する原因のひとつです。生理用品やおむつなど水を吸収する素材のものを詰まらせた場合は、トイレの水が低下します。

また、配管が破損している場合は、同時に水漏れが発生している可能性が高いです。
トイレの水位が変化している原因が配管の破損やつまりの場合は、できるだけ早く業者に連絡をしましょう。

トイレの水位が高いときの対処方法

トイレの水位が高い時は、配管がつまっていたり浮き玉が動いていなかったりする可能性があります。タンクから便器へ水が流れ続けることで水位が上がっている可能性があります。

トイレの水位が高いと気づいたら以下の対処方法を試してみてください。

水やお湯を流す
水やお湯を勢いよく流すことでつまっている汚れを流す方法です。
通常通りトイレのレバーをひねって水をながしても、勢いがなく配管のつまりや引っ掛かりが解消されないことがほとんどです。

しかし、バケツや洗面器などを使ってトイレに直接、水やお湯を流し込むことで通常よりも勢いよく水が流れます。水の勢いで、つまりや引っ掛かりが解消されるケースがあります。

ラバーカップを使う
ラバーカップを使う対処方法は、多くの方が思いつく方法でしょう。

便器とラバーカップをしっかり密着させて数回、押したり引いたりを繰り返します。圧力がかかることで、配管のつまりが解消される場合があります。

ラバーカップの使用時に出てきた汚れは、必ず取り除いてください。出てきた汚れを流すと再びトイレがつまり水位が高くなる恐れがあります。

浮き玉を確認する
トイレの水位が高いと気づいたら、浮き玉の確認をしてみてください。タンクの中にある浮き玉が上がらないと、タンクから便器へ流れる水が止まらず、水位が高くなります。

浮き玉が、他の部品に干渉していないか、浮き玉が汚れていないかなどの確認をしましょう。浮き玉が汚れている場合は、浮き玉の掃除をするとトイレの水位が元に戻るケースがあります。

トイレの水位が低いときの対処方法

トイレの水位が低い場合は、水の蒸発や便器やタンクの破損が原因です。水位が低いと下水の逆流や臭いが上がってくるといったトラブルになりかねません。

以下の対処方法でトイレの水位を調整してみましょう。

水を足す
バケツや洗面器に水を汲み、直接便器へ流し込んでみましょう。
水を足す方法は、蒸発でトイレの水位が低くなっている際におすすめの対処方法です。

便器に水を足したあとは、水位が保たれているかの様子を見てください。
水位が保たれていれば、特に心配する必要はありません。

お湯を流す
トイレの水位が低い原因にトイレットペーパーのつまりがあります。トイレットペーパーを大量に流してしまったという方は、お湯を流してみてください。

お湯を流すことで、水よりもトイレットペーパーが溶けやすく水位が戻る可能性があります。

お湯を流す際は、熱湯を避け、40度を目安に流してください。熱湯を流すと便器が傷んだり、破損したりする原因になるので、注意しましょう。

トイレタンクの水位確かめる
トイレの水位が低い場合は、トイレタンクの水位を確かめましょう。そもそも、タンク内の水が足りていないと、便器に流れる水は少なくなります。結果として、トイレの水位が低くなるのです。

タンク内のオーバーフロー感にメモリがついているので、メモリよりも水が低ければ水を足しましょう。

水位を調整する際に注意するポイント

自力でトイレの水位を調整する際は、トイレを破損させたりつまりを酷くさせたりしないように注意しましょう。

普段扱うことが少ない道具を使うので、以下のポイントに注意して作業を行なってください。

道具を無理に入れない
トイレにつまっている物を取り出す際に使用する長い棒やラバーカップなどを無理に押し込まないようにしましょう。

無理に便器に押し込むと、つまっている物がさらに奥へ押し込まれてしまったり便器をはそんさせてしまったりする恐れがあります。

また、ラバーカップは便器の形に合うタイプのものを使用しましょう。ホームセンターにさまざまな形のラバーカップが売っているので、探してみてください。

つまっている物の素材に注意する
トイレの水位を調整する際は、つまっているものの素材に注意しましょう。水位が変化している原因がトイレットペーパーのつまりであれば、お湯を流して水位を調整ができます。

しかし、おむつや生理用品がつまっている場合は、水やお湯を流すと水が吸収され膨張してしまいます。膨張することで、配管がさらにつまる原因になるのでつまっている物の素材に注意して水位を調整してください。

自力で解決しようとしない
対処方法を試しても、トイレの水位が直せない場合は、自力で解決しようとせず業者に依頼しましょう。

無理に解決しようとして、水漏れや破損などのトラブルが起こってしまうというケースは少なくありません。何をしても水位が直らないと判断したら、水位の調整をやめて業者に状況と行なった対処方法を伝えてください。

まとめ

トイレの水位が変化する原因は、水位調整バルブの不具合や水漏れ、タンクの水が少ないことが挙げられます。

トイレの水位は自力で調整ができます。水位を調整する際は、つまっている物の素材や道具の扱いに注意して、作業を行うのがポイントです。

トイレの水位が変化していると気づいた方は、解説した水位の直し方を参考にしてみてください。万が一、自力では解決が厳しいと判断した場合は無理な作業は避け、業者へ連絡しましょう。

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