水のコラム

シャワーホースが外れた!自分でできる修理方法と使いやすいホースの選び方

2023年01月30日  お風呂

シャワーホースは故障すると外れることがあります。使用中にいきなり外れてしまい、驚いた方もいらっしゃるでしょう。ビックリする故障ですが、交換方法を知っていれば万が一のときも落ち着いて対処できます。

この記事では、シャワーホースが外れる原因と交換方法・シャワーホースの選び方を解説します。万が一のときの対応はもちろん、シャワーホースをDIYしたいときもお役立てください。

シャワーホースが外れる原因

シャワーホースが外れる原因は複数あります。主な原因を解説しますので、修理の際にお役立てください。

経年劣化
シャワーホースは寿命があり、大体5年くらいで劣化します。使い続けていれば、その分劣化も速くなります。劣化によりパーツが緩み、外れてしまうというわけです。

また、ホースから水漏れする場合、劣化してヒビ割れが起きている可能性も考えられます。ホースの寿命が来る時期になったら、交換をご検討ください。

水圧の負荷
ホースは両端や接続部分に負荷がかかります。水圧がホースの耐久より強くなってしまうと、外れてしまうこともあるのです。

部品やホース自体が劣化していると、いつもと同じ水圧でも耐えられなくなることもあります。頻繁にホースが外れるようになったら、交換した方がよいでしょう。

パッキンの劣化
ホース自体に問題がなくても、接続部のゴムパーツであるパッキンや、接続用のネジが劣化して外れることもあります。この場合、部品を変えない限り外れ続けます。

また、ホース側の部品が無事でも、シャワーヘッドに異常があると外れやすくなるため、修理の際はご注意ください。

シャワーホースは自分でも交換できる

シャワーホースは、蛇口とシャワーヘッドの外し方を覚えれば、家庭でも簡単に交換できます。ホースはホームセンターや通販サイトで購入可能です。

業者に依頼する場合、材料費だけでなく作業費や出張費などの費用がかかります。自分で修理できれば、人件費に当たる費用は必要ありません。お得に修理できます。

ホースが外れるなどの故障がなくても、使いづらいなら交換を検討するのもおすすめです。DIYの一環に、シャワーホースやヘッドを変えている方もいます。不具合や故障だけでなく、使いづらさを感じているなら交換を検討しましょう。

シャワーホースの選び方

シャワーホースは、メーカーや型番により使える蛇口が変わります。また、いつも使う設備を快適に使うには、使いやすさもある程度は検討しなくてはなりません。シャワーホースを選ぶときのポイントを解説します。

メーカーや型番を確認する
まずは、蛇口やシャワーのメーカー・型番を確認しましょう。ホースはそれぞれ使えるものが違うため、自宅の設備と合致するものを選ばなくてはなりません。

どうしても同じものが見つからなかったときは、ホースとヘッドをつなぐアダプターを探しましょう。アダプターも種類があるため、ヘッドに使えるものを選んでください。どうしても分からない場合は、ホームセンターなどにヘッドをもっていき、実物を見ながら探すと間違えません。

また、ホースの中にはヘッドと一体型になっているタイプもあり、このタイプが壊れたら同じものを購入するか、自宅の蛇口に合うホースとヘッドを用意する必要があります。

設備のメーカーや型番に該当するものを購入しなくてはならないのは、パッキンのような部品も同様です。交換する部品は自宅の設備に使えるものをご用意ください。

シャワーヘッドと統一性のあるものを選ぶ
シャワーヘッドは金属製やプラスチック製など、さまざまな材質でできています。また、同じ材質でもデザインが違います。シャワーヘッドがプラスチック製なのにホースを金属製で選んでしまうと、ちぐはぐな見た目になり不格好です。

ホースはシャワーヘッドとの統一性にも注意しましょう。自宅の設備に使えるパーツが複数あるなら、ホースとヘッドを似たデザインで用意し、交換してしまうのもおすすめです。

使いやすい長さのものを選ぶ
ホースは長さも重要です。短いと使いにくいし、長いと邪魔になります。ちょうどよい長さのものを購入しましょう。使いやすい長さは人により異なります。いつも使っていたホースで問題なければ同じ長さを購入しましょう。普段の使い心地を参考にしながら選んでください。

シャワーホースの交換方法

シャワーホースの選び方を押さえたところで、交換方法を身につけましょう。ホースを変える作業を解説します。

用意する道具
ホースの交換には、以下の道具が必要です。

・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・新しいシャワーホース
・アダプター
・パッキンなどの交換部品

マイナスドライバーは、お風呂の止水栓を閉めるのに使います。モンキーレンチはシャワーホースの取り外しに使います。新しいシャワーホースも忘れず用意しましょう。また、必要であればシャワーヘッドもご用意ください。

止水栓を止めてシャワーヘッドを取り外す
まずはマイナスドライバーで止水栓を閉めます。閉めるとき回した回数をメモしておきましょう。止水栓は、回した回数で供給する水量を決めています。回数が少なくても大きくても使用に影響を与えるため、必ず占めたときと同じ回数で開けなくてはなりません。必ずメモしましょう。

止水栓を閉めたら、シャワーヘッドを取り外します。シャワーヘッドを左に回すと外れます。外したシャワーヘッドは邪魔にならないところに置いておきましょう。

蛇口につながっている部分を外す
次に、ホースの蛇口側を外します。手で外れるよう設計されているものが多いですが、水垢がついていると手だけでは外せないことが多いです。このような場合は、モンキーレンチで外しましょう。外し終わったら、新しいホースを用意してください。

新しいホースを蛇口とシャワーヘッドにつなぐ
新しいホースを蛇口とシャワーヘッドにつなげます。手順は外したときと逆の順に進めていきましょう。なお、シャワーヘッドも新しくする場合は、この時点で取り付けます。隙間があるとそこから水漏れしてしまうため、回らなくなるまでしっかり閉めましょう。蛇口側は、モンキーレンチを使って閉めておくと安心です。

止水栓を開けて水漏れしないか確認する
すべての作業が終わったら、止水栓を開けます。最初にメモした回数だけ開けたらシャワーを使ってみましょう。水を流して接続部分などに水漏れが起きていなければ作業は完了です。もし、水漏れがあるなら再度止水栓を閉めて、漏れのある個所を閉めなおしてください。

交換が難しい場合は業者へ連絡を

シャワーホースの交換は、家庭でできる修理の中でも比較的簡単なものです。DIYで実施している方も多く、初めて作業する方でも難なく成功できるでしょう。しかし、どうしても難しいと感じているなら、業者に依頼してください。

業者の中には、事前に部品を用意しておくとその分の費用を引いてくれるところがあります。費用を少しでも抑えたいなら、部品を用意している旨を伝えたうえで修理を依頼しましょう。

また、交換したのにホース外れや水漏れが直らない場合、別の原因が発生しているかもしれません。このような場合も業者に相談しましょう。自分の力だけで修理しようとすると悪化することもあるため、無理は禁物です。

まとめ

シャワーホースはさまざまな原因で外れます。改善には交換が必要です。交換作業はとても簡単なので、すぐに修理したい・お金をかけずに直したいなどの場合は、DIYに挑戦してみましょう。簡単な作業ですが、自分で取り組むのが難しいと感じたら、無理をせず業者にご連絡ください。

また、シャワーはホースだけでなくヘッドも消耗品です。どちらも劣化による症状があるなら、交換をおすすめします。交換の際、デザインや機能にこだわって選べば、お風呂をより快適にできます。故障を修理したい方だけでなく、デザインや快適さにこだわりのある方も、交換をご検討ください。

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