水のコラム

システムキッチンの交換にかかる費用相場と選ぶ際のポイント

2021年12月24日  キッチンのメンテナンス


長年使っているシステムキッチンでは、水漏れや傷、汚れの目立ちが生じてきます。長年使用したシステムキッチンは劣化が進んでおり、交換しなければいけないケースもあります。

しかし、中には「システムキッチンを交換するにはどれくらいの金額がかかるのだろう」と不安になる人もいるのではないでしょうか。この記事では、システムキッチンの修理費用の相場や交換までの手順を説明します。

システムキッチンの交換を判断する基準

「システムキッチンを修理、交換するべきタイミングが分からない」という方もいらっしゃるでしょう。まず、ひとつの指標となるのは使用期間です。たとえば、システムキッチンを使い始めて15年以上経過している場合、耐用年数を超えている可能性があります。

また、キッチンの油汚れやカビが掃除しても落ちない時や、ガスコンロが臭ったり排水溝の詰まりなどのトラブルがあった場合も、キッチンの劣化が原因だと考えられます。耐用年数を超えて、キッチン周りのトラブルが度々起こるようになった場合は、キッチン自体を修理もしくは交換することをおすすめします。放っておくと大きなトラブルにつながりかねないため、早めに行動に移すことが大切です。

システムキッチンを交換する際にかかる費用の目安

システムキッチンを交換する際にかかる費用は、約60〜150万円までと幅が広くなっています。内訳として、キッチン本体の商品代と施工費代からなる「基本費用」とその他の「オプション費用」が挙げられます。

■システムキッチンのグレード
システムキッチンの価格に幅があるのは、キッチンのグレードの違いです。システムキッチンには一般的に「シンプルグレード」「ミドルグレード」「ハイグレード」の3種類のグレードがあります。主に素材の違いによってグレードが分けられています。

また、グレードによって収納量や物の出し入れのしやすさに違いがあり、費用が変わってきます。食器洗い乾燥機や食器棚を取り付ける「オプション費用」は別にかかることを覚えておきましょう。その他にも、キッチンの移動がともなう場合は、追加で20〜30万円の費用がかかります。

新しく設置するシステムキッチンの選び方のコツ

3種類のグレードがあるシステムキッチン。新しくシステムキッチンを設置する時には、どのような基準で選べばいいのでしょうか。ここで選び方のコツを紹介します。

■コストを抑えたい場合は「シンプルグレード」
コストを抑えたい場合は、機能を優先して選びます。キッチンは何よりも使いやすいということが一番。システムキッチンには金額に幅があるので、コストを抑えたい場合「シンプルグレード」を選びましょう。デザイン性や高級感、重厚感にグレードの差が出ますが、使い勝手にはほとんど変わりがありません。

なるべく費用を抑えつつ、機能性がよいシステムキッチンを選びたい人に「シンプルグレード」はおすすめできます。「使い勝手も意識したい」という人は、システムキッチン交換の基本費用を抑えつつオプションを充実させることも可能です。オプションを追加することで、キッチンをより快適な空間にできます。

デザインにこだわるなら「ハイグレード」を選びましょう。「シンプルグレード」と「ミドルグレード」のキッチンを見比べた場合、デザインの違いを大きく感じる人はいません。そのため、使い勝手だけでなくデザインを重視して選びたい人は、思い切ってハイグレードを選びましょう。ハイグレードであれば使い勝手よく高級感もある、お気に入りのキッチン空間を作ることができるでしょう。

システムキッチンを交換するまでの具体的な手順

システムキッチンを入れ替えるまでの手順について解説します。まず、システムキッチン交換のスケジュールを組みましょう。作業に入ってしまうと家の中で調理できなくなります。

また、システムキッチンはメーカーにオーダーしてからの生産となるため、明日からすぐ作業に入るということはできません。そのため、「いつまでにシステムキッチンを取り替えたいか」ということを家族でよく話し合っておきましょう。

念入りに話し合い、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。リフォームを考えてから、施工完了までおよそ2ヶ月を想定しておいてください。年内までに終わらせたいと考えているのであれば、9月末頃から検討をスタートするとよいでしょう。

■業者選びは複数社から見積もりをとる
次に、自分に合った業者を選びましょう。費用や仕上がりにも満足できるシステムキッチン交換をしたいと思っているなら、業者選びは重要です。リフォーム業者によって、得意とする工事は異なります。シンプルなデザインでなるべく費用をかけたくないという人は、地元の工務店がおすすめです。

一方、使い勝手のよさやおしゃれなデザイン性も取り入れたい場合、中堅リフォーム会社を選ぶとよいでしょう。業者を選ぶ際には1社だけで決めてしまうのではなく、最低でも3社は比較して検討したいところです。相見積もりが面倒な方には、一括紹介サイトで比較検討することもできます。一括紹介サイトは条件に合った業者を絞り込むこともできるのでおすすめです。

■見積もり時に確認すること
見積もりでは、どこをリフォームするか、どのグレードで考えているのか、現状の不満や要望をはっきり伝えましょう。見積もりに来たすべての業者に同じことを伝えることがポイントです。

見積書を確認するときには、メーカー定価詳細やプランシートが提出されているか確かめてください。メーカー定価詳細やプランシートがないと、どのようなキッチンが設備されるかを掴むことができません。複数のリフォーム業者の見積書を比較する際には、同じ仕様で同じオプションになっているか、商品の割引率なども確認します。

また、キッチンのリフォームは工事を始めないとわからない部分もあります。追加料金についてもしっかり聞いておくようにしましょう。見積もりが予算ギリギリだとしたら、何かあった時のために備えて、余裕のあるプランに変えておくのがおすすめです。

最後は、見積もり内容や金額と契約書に間違いがないことを確認します。複数のプランを提出してもらった場合、お互いの認識が違ってしまうこともありますので注意が必要です。比較検討した中から、一番満足いくリフォーム会社を選びましょう。

お互いに、何をどのようにリフォームするのか、キッチンの箇所を見ながら確認するようにしてください。業者と依頼者との考えの違いが、トラブルにつながります。間違いがないように一つずつ丁寧に確かめていくようにしましょう。

まとめ

長年使用して劣化しているシステムキッチンは交換が必要です。システムキッチンにはグレードがあり、交換にかかる費用は約60万円〜150万円と価格帯が広くなっています。機能を重視するのであれば、「シンプルグレード」を選びましょう。システムキッチンの交換作業は時間がかかります。システムキッチンを交換する際には、前もってよく計画して、業者としっかり話し合うことをおすすめします。

業者から見積もりを取る場合、複数の会社から見積もりをとりましょう。価格が極端に安い、高い業者よりも平均的な価格の業者から話を聞くことが、満足のいく安心リフォームの基本です。

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