水のコラム
トイレにスマホ(異物)を落としてしまった!
トイレはとっても気が緩みがちな場所です。ついボーっとしてしまい、何も考えずにズボンを降ろしたら「ポチャン」と音が…。
今回は、トイレにスマホやその他異物を落としてしまったときの対処方法をご紹介します。
人はトイレにどんなものを落としてるの?
トイレに物を落としてしまった!
そんな経験をお持ちの方は、意外に多いのではないでしょうか?
ネットで調べて見ると、スマホやガラケー、携帯などの通信機器を落とした人が多く、その他には、ヘアピンや鍵、ハンカチなどの小物類、そして生理用品や紙おむつ、紙コップなども挙げられていました。
どこから落としてしまうの?
トイレに落としてしまったものたちは、いったいどこから落ちてしまったのでしょう?
調べて見たら、物を落としやすい場所は、以下のようなところでした。
・ズボンやスカートのポケット
ズボンやスカートの脱ぎ着をしようとした拍子に、そのポケットに入っていたものを落としてしまうようです。
・上着やシャツのポケット
かがんだ拍子に上着やシャツのポケットが逆さまになって、そのポケットに入っていたものが落ちてしまうようです。
・手や身に着けているもの
何かを手に持ったまま、用を足したり、水を流すためにレバーを回そうとしたりした際に、手に持っていたものを落とすことがあるようです。
また、ヘアピンやイヤリングなど、身に着けているものが、知らない間に外れて落ちてしまうこともよくあります。
トイレに行く際は、ポケットからあらかじめ物を出しておくことや、手に小さなものを持たないことなどを心がけましょう。
そうすれば無用なトラブルを事前に防ぐことができますよ。
トイレに落とし物をしたときの対処法
さて、トイレに物を落としてしまったとき、まず何をすればいいでしょうか?
1.止水栓を止める
もし、落としたもののせいで便器の水位が上がり、水漏れしそうになっていたら、これ以上は水が流れないように、止水栓を閉めておきましょう。
便器の中から物を取り出す際に誤ってレバーを回してしまっても、止水栓を閉めておけば安心です。
2.落としたものが何かを確認する
水音などから何かを落としたということは分かったけれど、何を落としたのかは分からないという場合、第一にするべきことは、落としてしまったものを特定することです。
胸のポケットやズボンのポケットなどを探り、なくなっているものがないかを確認しましょう。アクセサリーなどの装身具ももちろんチェックの対象です。
3.落としたものが見えるかを確認する
落としたものが何か分かったら、次は便器を覗いて、落としたものが見えるかどうかを確認しましょう。
見えているなら、かなりラッキーです。即座に4に移りましょう。
もし、気づいたのが水を流してしまったあとだった場合、落としたものが見えないかもしれません。その時も、安易に再び水を流したりせず、4に移ってください。
4.できるだけ早く取り出す
スマホや携帯は精密な電子機器です。また時計なども精密な機械です。
これらは共通して、水に弱く、一刻も早く引き上げないと故障してしまいます。
できるだけ速やかに水から取り出し、応急処置としてタオルなどで表面を拭き、その後は電源を切って内部が完全に乾くまで使
用しないようにしましょう。
精密機器以外のものでも、できるだけ早く取り出すことが、トイレの詰まりを防ぐために必要です。
「便器に手を突っ込むのはちょっと…」と思う方は、できるだけ長いゴム手袋をはめるか、ビニール袋を手にかぶせて取り出してください。
便器から落としたものが見えない場合や、手では取れない場合は、割りばしなど細くて長い棒状のものを使って、便器の奥を探ってみてください。
その際に先が尖ったものは、陶器製の便器を傷つけてしまうかもしれませんので、使わないようにしましょう。
落としたときに取りがちなNG行動
トイレに物を落としてしまったとき、多くの方は非常に焦るのではないでしょうか?
例えば、便器の中に手を突っ込む勇気がなくて「このまま、なかったことにしてしまおうか」と思ってしまう人もいるのではないかと思います。
ここでは、みなさんが取りがちなNG行動を3つ挙げておきます。
・水を流してしまう
例えば生理用品や紙コップなど、落としたものが自分にとってそんなに重要なものではない場合に、「何度か水を流せば上手く下水まで流れていってくれるかも…」と水を流してしまう人がいます。これは大変危険な行為です。
確かに運がよければ、落としたものが詰まることなく下水まで流れてくれるかもしれません。
しかし、便器の排水路は狭くて意外に複雑な構造なので、途中で詰まってしまう可能性のほうが高いです。
そうなると、流した水が逆流して便器からあふれ出すという大惨事になってしまいます。
水を流すのは絶対にやめましょう。
・ラバーカップを使う
ラバーカップは、排水管の詰まりを解消するために作られた道具で、昔から「スッポン」などと呼ばれて使われています。
その使い方は、排水口にラバーカップのゴム部分をすき間なく押し当てたあと、限界まで押し込んでから勢いよく引くというものです。
この方法によって起こる水圧の力で詰まりを取り除きます。
ただし、ラバーカップで解消できるのは、詰まっているものが「水に溶けるもの」である場合のみです。
スマホのような異物には効かないばかりか、落としたものを逆に排水管の奥へと押しやってしまい、状況をさらに悪化させてしまいます。
異物を落とした場合は、使わないようにしてくださいね。
どうしても取れない! そんな時は?
もし、落としたものがどうしても取れないときは、悩んでいても仕方がありません。
ここは業者にお任せするのが一番です。
落とした異物がある場所によって料金は変わりますが、確実に回収してくれます。
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