水のコラム

トイレに流していいもの、ダメなもの

2021年08月07日  トイレのトラブル

キッチンや洗面所とは違い、トイレなら少しくらい大きなものを流しても大丈夫と思っていませんか?
いえいえ、ほんの小さな固形物でも詰まることがあるのです。

今回は、トイレに流していいもの、ダメなものをまとめてみました。

トイレに流していいのは、この3つだけ

トイレは、排泄物を下水へと流してくれます。
排泄物を流す場所であるということから、まるでゴミ箱のようなイメージを持っている人もいるかも知れません。

しかし、トイレはゴミ箱のように、何でも放り込んで良いものではありません。
日常生活でもゴミの種類によって、紙、資源ゴミ、不燃ゴミといったように分別を行うのと同じで、トイレに流して良いものは、厳密にはこの3つだけです。

・トイレットペーパー
・排泄物
・水

つまり、これ以外のものを流してしまうと、トイレが詰まる可能性があるということです。

つまる危険度順、トイレに流してしまいがちなもの
とはいうものの、嘔吐物など、ゴミ箱に捨てるのは臭いや衛生的にちょっと…、と思うものもありますよね。
そこで、私たちが日頃トイレに流してしまいがちなものを、詰まる危険度の低い順にまとめてみました。

危険度:低

・トイレットペーパー
たとえトイレットペーパーでも、一度にたくさん流してしまうと、トイレがつまることがあります。
心当たりのある方は、水を2回流すなどの配慮が必要かも知れません。

・流せる〇〇シリーズ
トイレに流せるティッシュペーパー、お掃除シートやおしりふきなど、トイレに流しても問題ないとされている商品は、水に溶けやすい構造をしているため、流しても問題がないことがほとんどです。
ただしこちらも一度に大量に流すと、つまるリスクはあります。

危険度:中

・ティッシュペーパー
流せる〇〇の表示のないティッシュペーパーは、トイレットペーパーと同じような素材でできているのに、なぜ危険度が高くなるのでしょうか?

それは、トイレットペーパーが水に濡れると繊維がほどけるようになっているのに対し、ティッシュペーパーは繊維が頑丈に編み上げられており、水に濡れてもなかなか溶けないからです。
たとえ少量でも、流す水の量が少なければつまることがあるので注意しましょう。

・食べ残し
トイレにカップラーメンの残り汁などを流したことはありませんか?
食べものは有機物といって、最終的には分解されるものなので、100%つまりを起こすという訳ではありませんが、ラーメンの汁のような油分の多いものを流し続けていると、油が排水管にこびり付いて管の幅を狭めてしまいますので、危険です。

・嘔吐物
嘔吐物も、トイレに流すことが多いと思われます。
衛生的にもゴミ箱へというのはちょっと抵抗感があると思われますが、食べ残しと同じく、欠片が排水管を詰まらせる可能性があるので、注意が必要です。

危険度:高

・ハンカチ
ハンカチはその大きさが、排水管を詰まらせる原因となります。
もし誤って流してしまい、その時は運よくつまりを起こさなかったとしても、後々問題を起こす可能性が高いです。

・生理用ナプキン、紙おむつ
これらは、水分を吸収すると吸収体が膨らみ、漏れを防ぐ性質を持っています。
ですから、流してしまうと、排水管の中で膨らみ、確実につまりを起こします。
絶対に流さないようにして下さい。

・ペットシート(ペットのトイレ)
ペットシートやペットのトイレ砂の中には、トイレに流してOKという商品もあります。
それらなら、大量に流すなどしなければ問題ありませんが、そうでなければ、ペットシートはかなり大きなサイズです。
流すのはあまりにリスキーです。

・固形物
携帯電話、スマホ、ライター、子どものおもちゃなど、ポケットに入れていたものを誤って落としてしまったことはありませんか?

また、トイレの掃除をしていて、洗剤や消臭剤のキャップなどを流してしまった、なんてことも経験があるかも知れません。
これらは水に溶けない固形物に分類されるもので、取り除かないと永遠に排水管に残り続けます。

落としたことに気づかずにいたとしても、流した後に異音がする、トイレがつまるなどの変化が必ず現れます。
即回収に動きましょう。

もしもつまってしまったら、するべきこと、やってはいけないこと

・するべきこと:原因を調べ、それに合った対処を行う
もしトイレがつまってしまったとき、まずするべきことは、つまりの原因が何であるかを突き止め、原因に合った対処をすることです。

トイレットペーパーを大量に流したせいで起きたつまりなら、しばらく放置するとペーパーが水に溶けて、自然に解消します。
60度程度のお湯を投入し、溶けるスピードを速めてあげるのも有効です。

固形物以外の原因でつまった場合、トイレクリーナーやラバーカップも使えます。
トイレクリーナー使用の場合は、使用方法を守ること、ラバーカップを使う場合は、ゴミ袋に穴を開けてラバーカップの柄を通し、ゴミ袋で便器全体を覆うなど、水はね防止の養生を行ってから使うようにして下さいね。

・やってはいけないこと:水を流す
逆に、一番やってはいけないことは、もう一度水を流してつまりを取ろうとすることです。
完全につまったトイレは、水をもう一度流したくらいでは改善しません。
水が逆流して、便器からあぶれ出し、大惨事になってしまいます。
つまったら、水は絶対に流さない!覚えておいて下さい。

トイレのつまりを防ぐためには、正しく使うのが一番の予防策

トイレのつまりを防ぐには、トイレに流していいものしか流さないようにするのが、一番の予防策です。
しかし、誤って落としてしまったなど、どうしても防げない事故もあります。

そんな時は、自力で取り出すこともできますが、水道修理業者にお願いすることもできます。
その際は水のサポート愛媛をぜひ思い出して下さい。

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えひめ水道職人 0120-492-315

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