水のコラム
トイレの節水方法を紹介!簡単な方法から節水トイレに交換する方法まで
水道代は光熱費の中でも大きな割合を占めるものなので、できるだけ節約して光熱費を抑えたいという人は多いでしょう。「トイレで節水なんてできるのか?」と思う人も多いですが、実は今すぐできる節水方法もあるのです。今回は、節水トイレに交換した場合の効果や、簡単にできる節水方法について詳しくご紹介します。
トイレで使っている水の量はどのくらい?
トイレで使っている水の量は意外と多いということをご存じでしょうか?もちろん地域や季節、家族の人数によって違いは出ますが、4人世帯の家庭が1ヶ月に使用する水の量は、平均すると24.3㎥であることが分かっています。お風呂で使用する水の量がそのうちの40%、トイレが21%を占めているのです。つまり、トイレで使う水の量は全体的な水の使われ方のなかで2番目に多く、炊事や洗濯より多いことが分かります。
単純に計算すると、1人あたりが1日に使用するトイレの水の量は、50Lを超えているのです。「そんなに使っている感じがしない」という人がほとんどでしょう。しかし、1975年ごろに発売されたトイレは、1回流したときに13Lもの水を使用するため、1日5回トイレを流せば簡単に50Lを超えることになるのです。
節水トイレに交換した場合の効果は?
1994年ごろに発売されたトイレの場合だと1回流したときに使用する水の量は10L、1999年ごろのトイレだと8Lとなっており、現在発売されているトイレは5L以下のものがほとんどです。このように、トイレは年々進化しており、節水効果の高いトイレが次々に各メーカーから発売されています。1999年ごろに発売された古いトイレと最新のトイレを比較すると、水の使用量は約半分にまで抑えられるのです。
節水トイレにリフォームしたことで年間の水道代が1万円以上は下がったという家庭も少なくありません。もちろん節水トイレに交換するためには高額なリフォーム費用がかかるため、初期費用がかかっても長い目で見て節約できるほうを選ぶかどうかは、人それぞれの考え方によります。
節水グッズを使って簡単に節水を
今すぐ節水トイレに交換するのが難しい場合は、市販の節水グッズを活用して節水を試みてみるとよいでしょう。おすすめの節水グッズをご紹介します。
・水洗トイレ節水器ロスカット
トイレの水を流したとき、汚物を流すには十分過ぎる量の水が流れることがあります。特に、最後のほうに流れる少量の水は、必要のない無駄な水である場合が多いでしょう。水洗トイレ節水器ロスカットは、この少量の水が最後に流れるのを防ぐためのアイテムです。タンク内にあるフロートバルブの上に設置するだけで、簡単に無駄な水をカットできます。
・トイレの節水ウォーターセーバー
通常、水洗レバーを動かすとタンク内の水は自動的に流れます。そのため、流れ出る水の量をコントロールすることはできず、必要のない水まで流れてしまうことも多いのです。トイレの節水ウォーターサーバーをフロートバルブの上に載せておけば、レバーを動かしたときだけ水が流れ出るように調節できます。レバーを戻せば水の流れが止まるため、余分な水を使わずに済むのです。
今日からできる道具を使わない節水方法を紹介
上記のような節水グッズを使わなくても、今すぐ始められる節水方法があるため、ぜひ試してみてください。
・レバーの「小」と「大」を正しく使い分ける
トイレのレバーは「小」と「大」に分かれており、その水量の差は5Lもあります。本来、「大」は大便のときだけ使用するものですが、何となく毎回「大」で流してしまっている人も少なくないのではないでしょうか。これを正しく使い分けるようにするだけでも、大きな節水効果が期待できます。
・1回のトイレでは1回しか流さないようにする
「用を足すときの音を消したい」「1回では流れない気がする」などの理由で、何度も水を流してしまう人も多いでしょう。家族全員がこの行為をなくすよう意識するだけでも、節水効果は十分に現れるはずです。
・お風呂の残り湯を活用する
お風呂に入った後の残り湯を捨てずにトイレに活用する方法もあります。残り湯をバケツにくんでトイレまで運び、トイレの止水栓を閉めた状態でタンクの中に残り湯を入れてください。止水栓を閉めたままにしておけばタンクに給水されないため、かなりの節水効果があります。お風呂場からトイレまで運ぶのは面倒に感じると思いますが、お風呂の水の節約にもなるため、ぜひ試してみてください。
水回りのトラブルは水のサポート愛媛までご連絡ください
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