水のコラム
洗面所の排水溝つまりについて
洗面所の排水溝でつまりが発生する原因について
排水溝で詰まりが発生した際にはいくつかの原因があります。
まずは髪の毛が挙げられるでしょう。
お風呂上がりのヘアケアや、外出前のヘアセットなどで髪の毛が排水溝に溜まってしまいます。
次に石鹼カスも詰まりを引き起こすきっかけになりやすいです。
特にコロナ禍でもあり、意識して手洗いを実施しているご家庭も多いでしょう。
石鹼は使用頻度も高いことから、そのカスが蓄積してつまりの原因になります。
そしてヌメリやヘドロといった汚れも、つまりを引き起こす原因となります。
ここまで紹介した原因は、どれも掃除や洗浄をすることで解消できるものです。
例外として挙げられるのが、固形物を落としてしまった場合です。
アクセサリーやヘアピンなどは、洗面所で落としてしまう可能性があります。
これらは掃除や洗浄では、問題を解消できません。
下水道からの悪臭などを防ぐための構造である、排水トラップという箇所に滞留しているケースがほとんどです。
なのでこれらを落としたときには、排水トラップを一度取り外す必要があることを念頭に置いておきましょう。
つまりが発生する箇所について
詰まりが発生したときには、どの部分が原因となっているかを確かめる必要があります。
最初にチェックすべき箇所はヘアキャッチャーと呼ばれる、排水溝の入り口となっている箇所です。
排水トラップに異物が流れていかないように受け止める役割を果たしていることから、石鹼カスや髪の毛などがさまざまな汚れと一緒に固まることで水の流れを悪くします。
次は先ほど固形物を落としてしまったケースでも少し触れた排水トラップです。
水が溜まる構造になっているので、必然的に汚れが溜まりやすい箇所と言えるでしょう。
ヌメリやヘドロといった汚れが蓄積されることで、洗面台で使用した水がうまく流れなくなってしまいます。
家の外にある排水升もつまりが発生する箇所になります。
排水升に関しては簡単な判別方法が存在し、洗面台ではない場所でも水がうまく流れないと排水升が原因であると判断可能です。
これは家の各所から流れる水が排水升に集約されることから、ここでのつまりに限り活用できる方法です。
最後に調べるべき箇所は床下や壁の中に設置されている排水管になります。
長期間使用していることによる劣化、木の根などが内部に引っかかることでつまりが発生します。
排水溝でつまりが発生した際の対処について
洗面台で発生したつまりにもラバーカップを使用することが可能です。
作業開始前には水が跳ねることを想定し、新聞紙などを敷いておくと安心して作業を進められます。
床だけなく壁にも新聞紙を貼り付けておければベストでしょう。
雑巾を用意してオーバーフロー穴にしっかりと詰め込みます。
これはラバーカップを使用するにあたり、動かす際の力が逃げないようにするための対策です。
カップを押し当てたら引き抜きましょう。
この動作を何度か繰り返し行うことで、排水溝のつまりが解消されていきます。
もしつまりを解消できたらパイプユニッシュなど使用することで、再びつまりが発生することの予防になるためおすすめです。
ラバーカップがご自宅にないといった場合には重曹を使用してみましょう。
重曹とお酢の組み合わせはつまりの解消によく使用される方法なので、効果も実感しやすいです。
ただし重曹を1カップ（120g）とお酢を2カップ（400cc）使用するため、調理などに使用する予定がある場合には残量に注意しましょう。
まずは重曹を排水口に振りかけて、続けてお酢2カップを全体に浸透するように回しながら注いでいきます。
これらが合わさると反応して発泡するので、換気しつつ、できた泡をそのまま約60分放置してください。
時間が経過したら蛇口のお湯で泡を流し、つまりが解消されていれば作業は終了です。
洗面台の排水溝つまりを解消できず業者に依頼する場合
排水溝つまりを自力で解決できない、つまりの原因となるものを特定できないときには専門業者に修理を依頼してください。
どのくらい料金が必要になるかは、つまりが発生している箇所やどうやってつまりを解消するかで大きく変動してきます。
つまりの原因が排水升や排水管にあった際は、状況によって高圧洗浄などが実施される可能性があるので、金額が高くなるでしょう。
業者によって料金形態や提案される作業内容も変わってくるので、いくつかの業者に見積もりを依頼して、信頼できる業者を選択することも大切です。
洗面所のトラブルでお困りなら
水のサポート愛媛では、松山市の他、今治市、西条市など愛媛県全域でキッチンをはじめとした水まわりのトラブルの解消に尽力しています。
お客様からお電話一本でスタッフが現場に駆け付け、原因に応じて適切に対応いたします。
水漏れやつまりなどでお困りであれば、ぜひ当社にご連絡ください。
