洗面所で悪臭や濁った水が出た時の対処方法

水のコラム

2021年04月10日洗面所のトラブル

洗面所のどこから悪臭がする場合、しっかりと対処をしましょう。
イメージとしては排水管や洗面ボウルから臭いがすると感じますが、他の箇所の可能性もあります。
こちらでは悪臭や水が濁る原因について説明していきます。

悪臭の原因として多いのは洗面ボウルや排水管

洗面所で変な臭いがする場合、確かに臭いの元となっているのは洗面ボウルや排水溝の可能性が高いです。
毎日使用している場所で、手や顔を洗った時の石鹸カスや、皮脂汚れ、歯磨きをしたときの歯磨き粉などさまざまなものが流れているため汚れが蓄積されてしまうと臭くなりやすい場所です。
清掃をしていないと、次第にピンクの水垢や黒カビなどが発生してしまいます。

洗面所にはゴミが流れないように、ゴミ受けがほとんどの場合ついていますが、細かい網目状になっているためここにも汚れが溜まりやすいです。
こまめに磨いていないと、あっという間に黒くなってしまいます。

まずは洗面ボウルをクレンザーなどできれいに洗い、その後排水管にはパイプユニッシュなどを使って中もピカピカにしましょう。
これだけでも一緒に悪臭を取り除いてくれますので、きれいになります。
それでも排水管からの悪臭がしてしまう場合は、専門の業者に相談してみましょう。
ただの汚れではなく、別のことが原因で臭いがしてしまう可能性があります。

防臭ゴムも疑ってみよう

排水管のあたりかその奥から臭いがしているような感覚があったら、洗面所の下の収納棚を覗いてみましょう。
配管を見て傷がついていないか、防臭ゴムが劣化していないかも見てみてください。

悪臭をさせないようにしっかりと防臭ゴムで止めてはいますが、何か原因がありゴムと配管の間に隙間ができてしまう場合もあります。
するとここから悪臭が漂い、洗面所が全体的にクサイにつながります。
配管に損傷が見られる場合なども、自分では直すのは困難ですので業者に頼む新しいものと交換してもらいましょう。

隣にある洗濯機が原因になっている場合も

なんとなく洗面所の排水管のような気がしていて近づいてみると、その隣にある洗濯機が臭うというケースもあります。
洗濯機も水をよく扱う場所で、衣類にはホコリや髪の毛などの汚れがたくさんついています。
そのまま洗濯機に入れて洗っているうちに、ゴミに菌が繁殖して臭うというのはよくある話です。

じっくりと臭いの元をたどってみたら洗濯機だったという場合は、こちらも洗浄してきれいにしましょう。
洗濯用のハイターにつけてきれいにするだけでも、洗濯機についていたカビや汚れが取れ流せます。
洗濯機の排水口にも汚れが溜まりやすく、臭っている原因がこの場所の場合もあります。
まずゴミを取ってから重曹などできれいにしてあげると、悪臭も一緒におさまりやすくなりますので対処方法としておすすめです。

出てくる水からも悪臭がする？

洗面所を使用する度になんか悪臭がすると思ったら、出てくる水道水が原因だったという場合もあります。
劣化してサビが大量に出てきてしまう場合、鉄のような臭いがキツくなり悪臭に感じやすいです。

たとえば新築でも住んだばかりの時にはサビや砂が最初のうち出てきますが、ある程度最初流してしまえば後からは飲める水が出てきます。
これが空き家になっていて洗面所も設置してから20年や30年経っていると、サビが水道管の中で発生し水を出す度に悪臭という状況になってしまいます。
出てくる水から悪臭がする場合も水道管が限界にきているため、プロの業者に相談し交換してもらいましょう。

ピアスなど小さい物を落としてしまうトラブルにも注意

自分では落とすつもりがなくても、手からすべて洗面所でピアスを落としてしまう方は案外多いです。
大丈夫と思っていても、急にトラブルは起きてしまいます。

万が一物を落とした時には、拾い上げるまでは水を流さないことです。
小さい物ですので、水を流してしまうとどんどんと奥に行ってしまいます。
排水管から下水管に行ってしまったら、ほぼ見つからないと思っていた方がいいでしょう。
リーズナブルで購入したものでスペアがある場合は立ち直れても、結構効果なものの場合絶対になくしたくないでしょう。
自分で探すよりも多少お金がかかってもプロに頼んだ方が、正しい手順を踏んで探してくれますので安心です。