水のコラム

トイレの節水に効果的な3つの方法をご紹介!

2021年10月25日  トイレ

トイレは、家庭内で使う水の量が2番目に多い場所です。
つまり、トイレの節水は即、家庭の水道代節約につながります。

今回は、今日からできる正しいトイレの節水方法3つをご紹介します。

トイレは家庭全体の5分の1もの水を使う場所です

みなさんは、家の水回りの中でどこが一番多くの水を使う場所だと思いますか?
「お風呂かな?」「でも、キッチンも結構水を使うよね」「どっちだろう?」などと考える方が多いと思います。

正解は、お風呂が1位で全体の約40%近く、そして次に来るのはキッチンではなくトイレなのです。
トイレの水の使用量は全体の5分の1ほどの約21%。つまり、トイレの節水ができれば、水道代を即押さえることができます!
ということなので、これまでも色々な節水方法がテレビや雑誌で紹介されてきました。

しかし、中には間違っている方法もあり、そのまま続けているとトイレの故障につながったり、衛生上の問題が起きたりします。
ここでは、今日からでも実施できる簡単な方法をはじめ、正しい節水方法3つをご紹介していきます。

これが正しい節水の3つの方法

・その1:流す水の量や回数を減らす
今からでもすぐにできる節水方法です。
トイレのレバーには大と小の区分があり、大のほうが小よりも水の量が1~2リットル多く流れます。

もちろん、トイレットペーパーを多めに使ったときなど、流す量が多い場合は大を使うべきなのですが、家族4人でどんな時でも「大」を使っていたなら、流す量に応じて大小を使い分けるようにするだけでも、水道代を節約できます。

例えば1日のトイレの回数を4回とし、そのうち3回を小にした場合と、4回とも大にした場合とでは、年間2,000円も水道代が変わるという調査結果があるほどです。

また、用を足すときの音を消すために、水を2度流す人がいますが、これは水の無駄遣いです。
これら水の無駄遣いをやめることは一番手軽で簡単な方法ですので、ぜひ今日から始めてみてください。
 
 
・その2:節水グッズを活用する
今は社会全体で節水に取り組む世の中ですので、トイレに取り付ける節水グッズがたくさん販売されています。
そのどれもが数百円から数千円で購入でき、取り付けも簡単ですので、一度使ってみてください。
 
1.節水リング
節水リングは割と古くから販売されており、ウォーターセーバーとも呼ばれています。
このリングを取り付けると、大のレバーを回したときに、レバーを回している間だけ水が流れるようにできます。

その取り付け方は、レバーに繋がっている鎖にセットするだけですので、とても簡単です。
しかも節水効果は約40%の水量カットと非常に効率がよいうえ、価格は数百円なのでコスパはばっちりです!

難点を挙げるとすれば、レバーが若干重たくなることや、水を流し続けたい場合はレバーを回しっぱなしにしなければならないことです。
 
2.水洗トイレ調節器ロスカット
水洗トイレ調節器ロスカットは、タンク内の水が便器に流れる排水口を早めに閉じることによって節水を行う製品です。
トイレは水を流すとタンク内の水が便器に流れ、タンク内がほぼ空になったら排水口が閉じられるようになっているのですが、このロスカットを使うとタンク内の水を2,3割ほど残して排水口が閉まるので、残った水の分(約30%)の節水が可能です。

これはタンクの中にあるゴムフロート(浮き玉)にセットして使います。
価格は3,000円程度で、半永久的に使用できます。

難点としては、設置できるトイレの種類がロータンク式のトイレのみ(レバーがタンクの外側についているタイプ)と決まっていることです。
ボタン式や、節水機能の付いたトイレなどには使用できませんので、購入する際には注意してください。

ちなみに、水を入れたペットボトルをタンクに沈めることでタンクの水位を上げ、節水するという方法を行う方がいますが、これはおすすめできません。
タンク内部にはトイレに水を流すための様々な部品が取り付けられており、ペットボトルを入れることでそれらの部品の破損や故障を招く恐れがあるからです。
 
 
・その3:節水型トイレに取り換える
他の水回りの製品もそうですが、トイレも時代の流れと共にどんどん進化しています。
特に最近の節水型トイレの進歩は目覚ましく、各メーカーの最新節水型トイレは流す水の量を減らすだけでなく、汚れにくい素材でコーティングされていたり、水流の方向を変えて少ない水でも汚れが落ちるよう設計されていたりします。

ちなみに1990年代以前のトイレと節水型トイレとで使う水の量を比較してみると、前者では13~20リットルの水を流すのに対し、節水型では3.8~6リットル程度であり、水道代は3分の1程度で済みます。

例えば4人家族で、1日あたり大1回、小3回を使用するとして、最も多い量を流す古いトイレと、最も少ない水でOKの節水型トイレとの水道料金を比べると、1年で約18,000円もの差が出るそうです。

節水型のトイレの平均価格は十数万円ですが、数年で元が取れる計算になりますし、掃除の回数も減らせて一石二鳥です。

トイレの節水でお困りの際は水のサポート愛媛まで

水のサポート愛媛は、新居浜市、宇和島市、松山市、四国中央市、伊予郡松前町、南宇和郡などの愛媛県で水のトラブルサポートを行っております。

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えひめ水道職人 0120-492-315

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