水のコラム

洗面所が臭う!?自力で解消する方法

2021年10月25日  洗面所のお掃除

洗面所の臭いに悩まされたら、まずは臭いの原因場所を探ることから始めましょう。
場所によっては、自分で解消することが可能です。

今回は、洗面所の臭いの原因や、それを自力で解消・予防できる方法をご紹介します。

洗面所の悪臭はこんなところから

洗面所から悪臭がした場合、最初にするべきことは臭いの原因場所の特定です。
以下のような場所から臭いが発生することが多いので、チェックしてみてください。

・洗面台の排水溝
洗面台の排水口や排水溝には、洗面所を使う際にそこへ落とした髪の毛やゴミ、石鹸カスや食べ物のカス、油などが溜まっていきます。
それらに細菌が繁殖すると、ぬめりとともに悪臭が発生します。
 
 
・洗面台下の排水管
洗面台下の排水管は、収納棚の中に設置されているのが一般的です。
もし時間があれば一度、そこを開けて確認してみてください。

排水管の途中がP字やS字などの形に曲げられていると思います。
この部分は排水トラップと呼ばれ、その曲がっている部分に水を溜めることで、下水管から昇ってくる悪臭や害虫を止めるという役割を持っています。

その水が洗面所を長期間使っていなかったことなどで乾燥してしまうと、下水管からの臭いがダイレクトに洗面所に上がってきてしまいます。
 
 
・洗面台下の収納棚の中
洗面台の下は収納棚になっていることが多いのですが、その扉を開けると悪臭がきつくなったりしませんか?

新築の場合は、排水管の設置の仕方に問題がある場合が多く、今まで気にならなかったのに急に悪臭が強くなったという場合は、排水管自体が損傷していたり、接続部のパッキンが劣化により破損していたりする可能性があります。

また、洗面台下の排水管と下水管とのつなぎ目から臭いがしてくる場合は、防水キャップのゴムの部分が劣化により破損したことや、排水管が収納棚の物に押されて位置が変わってしまったことなどから、排水管と接地面の間にすき間ができているのかもしれません。
 
 
・洗濯機の排水溝
洗面所に置かれることの多い洗濯機ですが、洗濯機の排水管から下水管へと続く排水溝も、悪臭が発生する原因場所の1つです。
洗面台と同じく洗濯機でも、その排水溝にゴミや汚れが蓄積すると、そこにぬめりや悪臭が発生します。
 
 
・バスタオルやバスマット
バスタオルやマット類を生乾きのまま放置していると、そこに付着した髪の毛やゴミを栄養源に雑菌が繁殖し、独特の臭いが発生します。
洗面所が比較的密閉された空間であることが、臭いのこもる要因となります。

洗面所の悪臭は自分で撃退できる!

ここからは、各原因場所別に、自分でできる悪臭撃退方法について説明します。

・洗面台・排水溝
洗面台や排水溝には、メイク用品やヘアケア用品などの油分を含む酸性の汚れと、石鹸カス、水垢などのアルカリ性の汚れが混在しています。これらの悪臭を取るためには、両方の性質の汚れを落とす必要があります。

そこで、酸性の汚れはアルカリ性、アルカリ性の汚れは酸性の洗剤で掃除し、汚れを中和させる方法がおすすめです。
使う材料はクエン酸と重曹!

まず、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を加えてクエン酸水を作り、それをスプレーボトルに入れます。
洗面ボウルやその周辺にクエン酸水をスプレーし、ラップをかけて2~3分ほど放置すれば、汚れを溶かすことができます。

次に、洗面台の黒く汚れた部分を中心に、重曹の粉をまんべんなく振りかけ、スポンジなどを使って擦り洗いをします。
それから水で粉がなくなるまで洗い流した後、水滴が残らないように乾拭きすれば完了です。

排水溝にゴミ受けがセットされている場合、それを取り出して髪の毛などのゴミを取り除いた後、重曹の粉をつけた歯ブラシで、こびり付いたぬめりや汚れを掻き出すようにして落とし、水洗いした後、十分に乾燥させます。

排水溝には重曹の粉を大さじ1杯程度振りかけます。
そこにクエン酸水を少しずつ加えると、炭酸ガスの泡が出てきますので、泡が出てこなくなるまで5~10分程度放置し、歯ブラシで擦りながら水を流して汚れを落としましょう。
 
 
・洗面台下の排水管
排水トラップの水がなくなっていると思われる場合は、水を流してみて臭いが消えるかどうかを確認し、臭いが消えたら解決です。

・洗面台下の収納棚の中
新築や築浅の家である場合は施工業者に、賃貸物件の場合は管理会社や大家に問い合わせてみてください。
ある日突然臭いがキツクなった場合は、排水管の接続部に緩みがないかを調べ、緩んでいればナットで締め直し、接続部のパッキンが破損している場合は、パッキンを交換してみてください。

また、洗面台下の排水管と下水管とのつなぎ目から臭いが出ている場合は、防水キャップを交換してみてください。
パッキンや防水キャップは、ホームセンターやネットで購入できます。
どちらにも多くのサイズがありますので、必ず同じサイズのものを購入してくださいね。
 
 
・洗濯機の排水溝
洗面所の排水溝の掃除方法と同じように、ゴミを取り除き、排水管を重曹とクエン酸で掃除します。
 
 
・バスタオルやバスマット
使い終わったバスタオルやバスマットは洗面所に放置せず、日中に外に干すなどして完全に乾燥させましょう。
また、換気を十分に行い、洗面所の湿度を下げるようにすることも大切です。

水のサポート愛媛へご相談ください

洗面所の掃除を行って臭いが取れた場合、その状態を長く保ちたいですよね。
そのために大切なのは「汚れを放置しない」ことです。
溜まった汚れは雑菌の繁殖を許し、その雑菌が繁殖することで悪臭が発生するからです。

定期的(できれば月に2回程度)な排水溝の掃除や除菌、消臭スプレーの使用などが効果的です。
ただ、排水管の奥に溜まった汚れは自力で落とすことができません。
また、臭いの原因が分からないというケースもあります。

そんな時こそ、プロの出番です。
水のサポート愛媛は、高松市、宇和島市、今治市、伊予市、八幡浜市、東温市などの愛媛県の水のトラブルを、全力でサポートしております。
お困りの際は悩まずに、ぜひ24時間365日対応の当社へご連絡ください。

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えひめ水道職人 0120-492-315

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