水のコラム

水道代が急に高くなった!漏水の見極め方と対処法を徹底解説

2025年09月25日  その他

いつもと同じように水道を使っているはずなのに、検針票を見て驚いた経験はありませんか。水道代が前月より大幅に上がっていると、家計への負担も大きくなり不安になるものです。実は水道代の急増には明確な原因があり、早めに対処すれば被害を最小限に抑えることができます。

本記事では、水道代が高くなる原因から自分でできる対処法、専門業者に依頼すべきケースまで詳しく解説します。

水道代が急に高くなる主な原因

水道代が急激に上がった場合、まず冷静に原因を探ることが大切です。原因によって対処法も変わってくるため、以下の3つの可能性を順番に確認していきましょう。

多くの場合、生活の変化や設備の不具合が関係していますが、時には外的要因が影響していることもあります。

夏場や引っ越しなど生活変化による使用量増加

水道代が上がる最も身近な原因は、知らず知らずのうちに水の使用量が増えていることです。特に夏場は庭の水やりや子供の水遊び、シャワーの回数増加などで、普段の1.5倍以上の水を使うことも珍しくありません。

また、家族構成の変化も大きく影響します。在宅勤務が増えてトイレの使用回数が増えたり、新しい洗濯機や食洗機を導入したりすると、月々の使用量は確実に増加します。

引っ越しも見落としがちな要因です。同じ愛媛県内でも市町村によって水道料金の単価が異なるため、以前と同じ使い方をしていても請求額が変わることがあります。新居の設備によっては基本料金の区分が変わることもあるため、契約内容を確認することが重要です。

壁内や床下など見えない場所で起きている水漏れ

生活に変化がないのに水道代が急増した場合、最も疑うべきは水漏れです。水漏れと聞くと蛇口からポタポタ垂れる様子を想像しがちですが、実際には壁の中や床下、地中など目に見えない場所で静かに進行していることが多いのです。

冬場は特に注意が必要です。気温が氷点下になると水道管が凍結し、小さなひび割れが生じることがあります。完全に破裂すれば断水するため気づきやすいですが、微細な亀裂の場合は漏水に気づかないまま放置してしまうケースが多発します。

配管の経年劣化も主要な原因です。パッキンの劣化、ナットの緩み、配管の腐食によるピンホールなどが典型的な例です。トイレタンク内の部品不良で水が流れ続けたり、洗濯機の給水ホースが劣化したりすることもあります。

自治体の料金改定や水道メーターの故障

上記のいずれにも該当しない場合、水道料金の改定や設備の故障という可能性もあります。自治体は老朽化した水道管の更新費用や人口減少による収入減を補うため、定期的に料金を見直しています。

料金改定の告知を見落としていると、使用量は同じでも請求額が上がったように感じられます。また、極めて稀ですが水道メーター自体が故障して誤った使用量を計測しているケースもあります。

このような場合は個人では対処できないため、水道局に問い合わせて確認することが必要です。特に料金改定については事前に広報などで告知されているはずなので、過去の通知を確認してみましょう。

水漏れを自分で見つける簡単チェック方法

水漏れが疑われる場合、まず自分で確認してみることが大切です。専門的な知識がなくても、以下の方法で漏水の有無や場所を特定できます。早期発見できれば、被害を最小限に抑えることができるため、定期的なチェックを習慣にすることをおすすめします。

家中の蛇口を閉めて水道メーターを確認する

最も確実な漏水チェック方法は、水道メーターのパイロットマークを確認することです。まず家中の蛇口やシャワー、トイレの流水をすべて止めます。洗濯機や食洗機の給水も忘れずに止めてください。

次に水道メーターを確認します。戸建ての場合は敷地内の地面にあるメーターボックス、集合住宅なら玄関脇のパイプシャフト内にあることが多いです。メーター内のパイロットマークという小さなコマが、水を使っていないのに回転している場合は、どこかで漏水している証拠です。

激しく回っていれば相当量の漏水、ゆっくりでも継続的に動いていれば漏水の可能性が高いです。完全に停止していれば目に見える漏水はないと判断できますが、メーター自体の故障という可能性も完全には否定できません。

止水栓を順番に閉めて漏水箇所を特定する

パイロットマークが動いていることを確認したら、次はどこから漏れているかを特定します。トイレ、浴室、洗面所、キッチン、洗濯機まわりの止水栓を一箇所ずつ順番に閉めていきます。

例えば、最初にトイレの止水栓を閉めてパイロットマークが止まれば、トイレ系統での漏水と判断できます。止まらなければトイレの止水栓を開けて、次に浴室の止水栓を閉めるという具合に進めていきます。

この方法で系統的に調べていけば、大まかな漏水箇所を特定できます。ただし、壁内や床下の配管からの漏水は発見が困難なため、すべての止水栓を閉めてもパイロットが動き続ける場合は、専門業者への調査依頼を検討すべきです。

トイレタンクに色水を入れて漏れを確認する

トイレからの漏水は意外と多く、タンク内の不具合が原因となることがよくあります。簡単な確認方法として、タンク内に食紅などで着色した水を入れる方法があります。

タンクに色水を入れて、使用していないのに便器内に色がついた水が流れてくれば、タンク内の部品に問題があることが分かります。フロートバルブの劣化やボールタップの不具合が主な原因です。

また、便器と床の接地部分に水が溜まっていないか、タンクまわりが常に濡れていないかも確認しましょう。これらの症状があれば、パッキンの劣化や接続部の緩みが疑われます。

自分でできる水漏れの応急処置と簡単な修理方法

水漏れ箇所が特定できて、軽微な問題であれば自分で修理することも可能です。ただし、無理は禁物です。以下の方法を参考に、安全に配慮しながら作業を行ってください。不安な場合は迷わず専門業者に相談することをおすすめします。

蛇口のパッキン交換で水漏れを止める

蛇口からの水漏れで最も多いのがパッキンの劣化です。ゴム製のパッキンは経年劣化により弾力を失い、隙間から水が漏れるようになります。パッキン自体は数百円程度で購入でき、交換作業も比較的簡単です。

まず止水栓を閉めて水を止め、モンキーレンチやプライヤーを使って蛇口を分解します。古いパッキンを取り外し、同じサイズの新しいパッキンと交換します。ネジ部分にはシールテープを巻いて、より確実に止水します。

交換後はナットをしっかり締め直しますが、締めすぎると部品を傷める可能性があるため、適度な力加減が重要です。水を流して漏れが止まったことを確認できれば作業完了です。

トイレタンクの部品交換と調整

トイレの水が止まらない場合、タンク内の部品に問題があることが多いです。まずはタンクの蓋を開けて、浮き球やフロートバルブが正しい位置にあるか確認します。部品がずれているだけなら、元の位置に戻すだけで解決することもあります。

部品が劣化している場合は交換が必要です。ボールタップやフロートバルブはホームセンターで購入できます。交換作業は止水栓を閉めてタンク内の水を抜いてから行います。

古い部品を取り外し、新しい部品を取り付けますが、メーカーや型番によって取り付け方法が異なるため、説明書をよく読んで作業することが大切です。部品交換後は水位の調整も忘れずに行いましょう。

水漏れ補修テープを巻いて一時的に止める

配管の小さなひび割れからの漏水には、自己融着テープが効果的です。このテープは伸ばしながら巻くことでゴム同士が密着するため、水漏れを一時的に止めることができます。

使い方は簡単で、漏水箇所の水分を拭き取ってから、テープを引っ張りながら配管に巻き付けていきます。重ね巻きすることで、より確実に止水できます。

ただし、これはあくまで応急処置です。根本的な解決にはならないため、早めに専門業者による本格的な修理を依頼することが重要です。大量の漏水や手の届かない場所での漏水には使用できません。

愛媛県でおすすめのホームセンター

水漏れの修理に必要な部品や工具は、ホームセンターで購入できます。愛媛県内には品揃えの豊富な大型店舗がいくつかあります。

DCM美沢店

住所:愛媛県松山市美沢1丁目9-33

営業時間:8:00~20:00

松山市内でも有数の大型ホームセンターで、DIY用品から日用品まで豊富な品揃えが特徴です。 水道部品コーナーも充実しており、パッキンや補修テープ、各種工具が揃います。

コーナン三津浜店

住所:愛媛県松山市大可賀3丁目670-11

営業時間:8:00~20:00

日用品から農業用品、プロ向け建築資材まで幅広く取り扱っています。 併設のコーナンPROには専門工具や部材もあり、本格的な修理用品を探すのに便利です。

DCM新居浜店

住所:愛媛県新居浜市瀬戸町甲4101

営業時間:8:00~20:00

新居浜エリアの老舗的大型店で、家庭用品から工具まで様々な商品を取り扱っています。 DIY向け資材も多く、水道修理に必要なパイプ継手やシール材なども豊富に揃います。

自力で解決できない場合は「えひめ水道職人」へ

自分で対処しようとしても原因が分からない、修理が難しいと感じた場合は、無理をせず専門業者に依頼することが賢明です。特に壁内や床下の漏水、給湯器まわりのトラブルなどは、専門的な知識と技術が必要となります。

えひめ水道職人は愛媛県広域に対応する水道局指定工事店として、24時間365日受付体制で水まわりのトラブルに対応しています。最短30分から1時間ほどで現地へ訪問し、熟練の技術者が適切な診断と修理を行います。

弊社は指定給水装置工事事業者に認定されております。そのため、弊社で修理を行った際には、漏水による減免申請もあわせて対応させていただけますのでご安心ください。

料金体系も明確で、作業前に詳細な見積もりを提示し、お客様が納得した上で修理を開始するため、後から高額請求することはありません。支払い方法も現金だけでなく、クレジットカードや銀行振込、QRコード決済、コンビニ支払いなど多様な方法から選択できるため、急な出費でも安心です。

年末年始やお盆期間でもサービスを提供しているため、いつでも頼れる存在として、水まわりのトラブルに悩む愛媛県民の強い味方となります。

お電話一本ですぐに駆けつけます!

えひめ水道職人 0120-492-315

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